2013年11月12日火曜日

自分でお金を稼ぎたい!

おはようございます。
今日は、アニールドゥア  ブッダ小中学校に行ってきました。

この小学校は、幼稚園から中学生までが通う私立学校です。

朝の7時半に、学校に到着すると全員がもう整列していました。
校長先生が、マリーゴールドの花輪を首から下げてくれました。
生徒の間にある花道?を、通り一番前の偉そうな席が何と僕の席でした。

ここまで、歓迎してくれるとは。。


何かお話しありますか?
というので、もちろんここでお決まりの塾超トークを出すしかありません。

子供達は、多少英語を理解するというので、直接簡単な英語をを使って始めました。
小さい子供と、英語が理解できない生徒のために、現地スタッフがヒンズー語に
訳しながらです。

詳しい内容は、ビデオを見てもらうこととして、簡単に言うと、

「私は、何でもある日本からはるばるやってきました。日本では欲しいものは、ほとんど
何でも手に入ります。でも、何を手に入れても何処か幸せではありません。
あなた方は、私たちのように物がありません。でも、僕たちが失ってしまっている大切な心を持っています。それをあなた方から学ぶために来ました。帰ってからあなた方のマインドを、私の生徒たちに全部伝えたいのです。それが僕が今日ここにいる理由です。」

こんな感じです。
そして、その後、生徒たちを教室に送り出し、各自の授業の準備です。

まず見学したのは、3年生のクラス。算数をやっていました。
2ケタx2ケタの筆算です。


凄い勢いで吸収しています。授業中に元気に声をだしたり、全員が参加した授業です。

次に見たのは、歴史の授業です。
自分たちの歴史を覚えるのに、先生と一緒に声を出しながら楽しんで本を読んでいます。

僕たちが忘れかけていたものが見えて来ました。


そして、全ての見学が終わり、学校から一歩出ると、いきなり髪ボサボサの汚い子供が近づいてきて、塾超に向かって言いました。

「どうか、お金下さい。」


学校に通う子供達が勉強するのは、お金を人から恵んでもらって、毎日を過ごすのは嫌だからで、自分の頭でお金を稼いで、自分で生きていきたいからだそうです。

勉強しなければ物乞い、勉強すれば自分で稼いで生きていける。

ただ、それだけで、全ては自分で決めて行くのです。
まさしく、僕の勉強への考えと一緒で、勉強は誰に強制されるものではなく、
したいものだけがすればいいということです。

きちんとやった者だけが、その結果を得て行くのです。
ん? 日本では、そんな乞食になるはずがない。。。って?

果たして、そうかな?
日本も浮浪者がどんどん増えているよ。

さあ、もう一度考えて下さい。

あなたは誰のために勉強をしているのですか?
誰のために、何のために受験をして高校、大学と進んで行くのですか?





2 件のコメント:

  1. 生きるために勉強する、このことを日本人は忘れてしまっています。
    高校・大学に合格するための勉強では、途中で挫折してしまうでしょう。

    勉強しなければ物乞い、勉強すれば自分で稼いで生きていける。

    このハングリー精神が、豊かな日本の子供が忘れてしまったんだなあ。
    このブログを読んで、KJと関連塾の生徒だけでも目覚めてほしい。

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  2. おもちゃやお菓子に始まり、目指す学校に合格と ほとんどが目先のご褒美のために
    『勉強』を進めている日本人の生徒達に比べ 何と幸せな事か
    生きる力を得るために学びに来ている インドの子ども達に感動です
    ものが豊かな事が 幸せではない事を 改めて 認識させられました

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